プリンターの処分方法
プリンターが壊れたり、使わなくなった時、どう処分していいのか困りますね。
ご家庭で使わなくなったパソコンの場合は、「資源有効利用促進法」に基づいてパソコンメーカー等が回収・リサイクルをしていますが、プリンターはメーカーが回収処分を義務付けられていないため、自分で処分するしかありません。
プリンターの処分方法のポイントをご紹介しましょう。
自治体に処分してもらう方法
一般的なのは、壊れたり、古くなったのでプリンターを処分したい!と思った時は家庭ごみとして自治体に処分してもらう方法でしょう。
でも、「プリンターって何ゴミ?」と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
プリンターは、燃えないゴミか粗大ゴミとして処分できます。
それぞれの自治体によって、どちらの扱いになるのかは異なりますので問い合わせをして確認してください。
粗大ゴミとして自治体が処分する場合ですが、ほとんどは有料収集です。
それぞれお住まいの地域の家庭ごみや粗大ごみを調べることが出来ます。
プリンターを粗大ゴミで処分したい場合は早めに自治体に申し込みをしてください。
粗大ごみのごみじゃぽん
引越しシーズンや年末の大掃除シーズンなどの粗大ゴミの回収は大変混み合います。
希望する日時に回収してもらうためにも、早めに自治体に申し込みを済ませてください。
参考:プリンター処分方法
家電量販店などで新品を購入し引取を依頼する方法
家電量販店・販売店では新品のプリンターを購入する場合に、不用になった古いプリンターを無料で引き取ってもらえることがあります。
ただし、なかには引取をしない店舗や処分料を請求する店舗などもあるので、事前に確認してから購入したほうがよいでしょう。
リサイクルショップに売却・処分を依頼する方法
中古とはいえ、まだ使用できるプリンターの場合は廃棄処分はもったいないですね。
そのような時には、リサイクルショップに売ってみてはいかがでしょうか?
新品ではなくても、きれいにプリントアウトさえ出来れば良いという人もいますので、中古のプリンターでも人気商品なのです。
特に製造年から5年以内くらいで正常に動くプリンターであれば、買取対象になる可能性はあります。
しかし、かなり古い機種やプリンターが故障して使用できない場合は廃棄処分するしかないでしょう。
不用品回収業者に依頼する方法
不用品引取を行う業者では、不要になったプリンターを有料で回収しています。
引越しなどの場合で、プリンターの他に家電やパソコンデスク、椅子、棚、プリンター台などをすべて処分したいという時にも、複数の不用品をまとめて回収処分に出せば、格安で引き取ってくれることもあるようです。
スピーディーに対応してもらえるので便利ですが、業者によって回収可能なエリアに制限があったりします。
車で引き取りにきてくれるのか、こちらが宅配で送るのかなど、回収方法が異なるのでホームページ等で確認してください。
プリンターを捨てる前に確認しておきたいこと?
プリンターの種類によって、処分前に確認しておきたいことがありますので注意してください。
インクジェットプリンターの場合
インクジェットプリンターを自治体の燃えないゴミや粗大ゴミで回収してもらう場合は「プリンター本体のみ」です。
プリンターの内部のインクや用紙を取り出してください。
プリンターの使用済みインクカートリッジは、リサイクルゴミの対象になる場合があります。
メーカー6社が共同で立ち上げた「インクカートリージ里帰りプロジェクト」では、 参画企業の純正カートリッジの共同回収を行っています。
※ インクカートリージ里帰りプロジェクト参画企業…ブラザー・キヤノン・デル・エプソン・ヒューレットパッカード・レックスマーク
各自治体の関係施設や郵便局などに回収ボックスを設置しているので、そこに捨てるようにしましょう。
その他のメーカーのものは、各自治体の燃えないゴミとして処分してください。
プリンターを買取依頼する時には掃除をしよう
まだ新しくて使用できるような状態のプリンターをリサイクルショップに買取をお願いする時には、柔らかい布で全体をきれいに拭いたり、細かい部分は綿棒などを使ってできるだけきれいに掃除してください。
取扱説明書、付属品、プリンターが入っていた箱などがあれば、より高い値段で買い取ってもらえる可能性があります。
リサイクル業者に依頼する時の注意点
不用品を回収する業者にプリンターの廃棄処分をお願いする時にはいくつかの注意点があります。
回収にあたって以下のことを事前に電話やメールなどで確認してください。
•プリンター1台でも回収してもらえるか
•回収費用の見積金額を出してくれるか
•回収方法は引き取りか、持ち込みか、宅配なのか
これらのことに明確に答えてくれる業者を選びましょう。
許可を得ている業者であるかを確認する
不用品回収業者は「産業廃棄物収集運搬」の許可書を持っています。
ホームページの会社案内に明記してあるか、確認してください。
また会社の所在地、電話番号、メールアドレスなどもきちんと記載しているかチェックが必要です。
悪質な不用品回収業者に要注意
「どんなものでも無料で回収!」業者にはちょっと注意してください。
無料で回収と言いながら、車に積み込んだあとに「これは無料では処分できない」とお金を請求されたというトラブルもあります。
最初にしっかりと見積もりを聞いてから判断しましょう。
以上のことに注意しながら、不用なプリンターを上手に処分しましょう。
【家庭ゴミのごみじゃぽんWP】